【左門くんはサモナー】ネタバレ 81話「左門くんは召喚術士(サモナー)」詳細 文字バレ 感想まとめ

左門くんはサモナー

531: 2017/05/18(木) 15:33:34.94
???「…… ――人の気配…? まさか…」
てっしー「…もう少し服装考えてくればよかった 前はアガレスさんの能力でひとっ飛びだったからな~」
山の中にある林道を一人歩くてっしー
てっしー「だいぶ歩いたけど… 本当にこの先に左門くんの実家が…」
???「こんな所でどうしたのお嬢さん」
てっしーの後ろから謎の女性が肩に手をかけ声を掛けてくる
てっしー「!?」
突然のことで振り返れないてっしー
???「ああいいんだ辛いことは言わないで」
てっしー「え?あの…」
???「たまにくるんだ貴女みたいな人が こんな辺鄙な山奥に他の用があるわけがない この先には私達家族の家しかないんだから」
てっしー(え!?)
???「ねえお嬢さん」
てっしー(もしかして…)
振り返るてっしー
???「まだ若いんだから 自殺なんてバカな考えはやめなさい」
そこにはどこかで見たことのあるようなトンガリを頭の左右に付けた長髪黒髪の女性が
てっしー(血が濃い!!)

第81話 左門くんは召喚術士(サモナー)

???「あっはっはこれは失礼! てっきり傷心の乙女が首でも括りに来たのかと まさか左門家(ウチ)を訪ねる物好きとはね」
???「おっと 申し遅れた左門召呼です はじめまして」
左門くんの母/祓魔士(エクソシスト) 左門召呼(しょうこ)
てっしー「どうも…」(どことなく宝塚っぽいお母さん)「あ… 私は…」
左門母「天使ヶ原桜ちゃんだろ息子の友達の 知ってるよ」
てっしー「え… ?」
左門母「ははは ついてきて家まですぐだから …そこの二人もね」
木の陰にじーっと見ている先輩とブーやんの姿が
てっしー「先輩とブーやん!? 来てたの!?」
左門母「悪いけどウチの道場で鍛錬の途中だったんだ どう?一緒に組み手でも」

532: 2017/05/18(木) 15:35:31.35
てっしー「…う …わぁっ!」
左門母「ハッハッハ 弱いな桜ちゃんは」
てっしー「一応クラスの女子の中じゃ運動神経いい方なんですけど…」
左門母「いや「召介(むすこ)が執着するわりには」ってこと」
てっしー「…… 召呼さんは何で私の事をご存じで…?」
左門母「ネビロス閣下だよ 息子の近況は彼が伝えてくれていた」
てっしー「ネビロスさんが!?」
左門母「最近「息子さんを殺すかもしれない」って言われた時は驚いたな 「やってみろ」と言ってやったがね! そう簡単に負けんよ息子は」
てっしー(案外豪快なお母さんだ…)「でも祓魔士(エクソシスト)の家が悪魔と連絡なんて…」
左門母「おおっ!! 筋がいいなそこの悪魔達!! 諸君には悪魔を滅する才能があるッ!!」
先輩&ブーやん「イェーイ!!」
てっしー『「イェーイ」じゃなくない!?』
てっしー「そんなに悪魔と親しんでいいんですか祓魔士って」
左門母「まぁ二人に憑かれている君に乞われれば祓うつもりだが… 気の良い悪魔達だできればやりたくない」
てっしー「そ そう…ですね」【何となく厳格な親を想像していた私は拍子抜けしてしまったが それだけにますます気にもなった】
てっしー「…そういえば召呼さんの旦那様は?」
左門母「出稼ぎさ 祓魔士の名家も今や門下生ゼロ 夫婦で全国津々浦々稼ぎに出てるってワケ 昔から家族全員が揃う方が珍しかった」
左門母「なにせ今時詐欺扱いの恐れすらあるからね祓魔士 細い商売でなんとかやっているよ ハッハッハ」
てっしー(豪快に話すなぁ世知辛い話を…)
左門母「…… 「両親の人間性」「特殊な家業」「家庭の経済事情」」
左門母『何が召介(むすこ)をああいう性格にしたか気になる?』
てっしー「あ いや…」
左門母「それを知りにきたんじゃないの? 話してみてよ」

533: 2017/05/18(木) 15:37:21.26
縁側で話す左門母とてっしー、お茶を淹れる先輩とお茶を運ぶブーやん
左門母「――なるほど 糞山の王との決戦に桜ちゃんも居合わせたのか」
てっしー「私は見てるしかできなかったのもあって危険を顧みず我が道を行く左門くんが心配になってしまって…」
左門母「その「我が道」のルーツを探りにきたわけね」
左門母「――息子も最初は人より純粋なただの子供だったよ 昔から色々な我慢を強いてしまったけれど」

ここで左門の幼少期回想
左門母「夕飯だよ召介」
左門「…またオカズが貧弱だなぁ メザシ…」
母と二人でのオカズがメザシ一匹の食卓
左門母「ごめんよ祓魔士は儲からなくて」
【当時既に我が家の困窮はピークだったが】
左門「祓魔士の技でもっと賢く稼げるんじゃないの? 詐欺だなんだと言われてもさ」
左門母「い いかんぞ息子よその考えは よく見なさいその皿を」
左門「?」
左門母「日々の食事は祓魔士として救った人々の謝礼で買ったものだ 悪魔に破滅寸前に追い込まれながらもどうにか用意してくれた寸志 値段以上の意味があるんだぞ」
【私はそんな中でも息子に強い心を持ってほしかったのだよ】
左門母「どうだ見えるだろう召介 皿の上に人々の感謝の気持ちが」
左門「メザシしか見えない」
【ダメだったよ】
左門「…お父さんは?」
左門母「ああ… 悪魔退治で当分帰れないって… 仕方ないよ人助けだ」
左門「そう…」
【「他人の為に家族の幸せが犠牲にされている」…と召介は多分思っていた】
回想終わり

534: 2017/05/18(木) 15:39:41.25
てっしー「し 失礼ですけど大分想像と違います… 門下生を抱える名家だと前に聞いたので この場所も祓くんに聞いてきたんですよ 門下生の」
左門母「正義くんか懐かしいな まぁ門下生といっても月謝なんて取ってなかったが…」
てっしー「えっ そうなんですか!?」
左門母「だってさっきみたいに山中の自殺志願者とか勧誘してただけだからね 文無し多くて商売にならんよ むしろ家計は火の車」
てっしー(美人の勧誘の抑止効果凄そう)

ここで再び回想
【――だがそれも召介には偽善に見えたんだろう】
助けられた人たち「お世話になりました師匠ッ!! この御恩は忘れませェ~んッ」
左門母「お~もう首吊るなよ~」
左門「…お母さん あの人達をウチで養って何の得があったのさ ただでさえ余裕ないのに」
左門母「…彼らは鍛えた技と健全な心で「善」を為す 世の中を少し優しくするんだ それで十分報われるよ」
【「善良さを食い物にされているだけだ」…と言いたげな目だった】
回想終わり

左門母「桜ちゃん たぶん我が家に君が想像するほど深刻な家庭崩壊はなかったよ」
左門母『ただ息子は人より純粋な感性で思ったんだ 「両親(こいつら)と同じ生き方は御免だ」ってね』
左門母「召介は純粋故に幼稚で潔癖でもあり 人間関係の希薄な環境も手伝って思想は徐々に極端になっていった」
左門母「善から悪へ 祓魔士から召喚術士へ そして幼稚さが強さを求め 潔癖さが絶対的なものを好んだ結果が…」
てっしー「…絶対悪(アンリさん)」
左門母「そう 親より追いたい背中ができたワケ そこから先はきっと君の知っている左門召介」
左門母「…家を去るアイツを止められなかったよ 止めれば力ずくで反抗しただろうから 私達の力じゃ親子喧嘩ではすまない」
てっしー「…そして転校してきた彼に私は出会ったんですね 色々言われました」
てっしー「「欲を隠した偽善者が嫌い」「僕が見たいのは欲に負けた人間の醜い破滅だ」「地獄に堕ちるくらい最悪の人間になってから」「死んでよ」…って」
左門母「…一度ぶん殴った方がいいな息子(アイツ)女の子相手に」
てっしー「だ…大丈夫です気にしてないんで」
左門母「ま…言ってることは子供そのものだね 要はただ桜ちゃんの人生を否定したいんだ …桜ちゃんはさ「良い人」だから友達や人望に恵まれてきたんじゃない?」
てっしー「え…はぁそうかも」
左門母「息子にはそれがとても目障りなんだと思うよ 自分が唾棄した生き方で多くを得ている貴女を認められないんだ 違う生き方を選んだ自分が否定された気になるから」
左門母「だから貴女が「良い人」な人生を悔いるもよし 欲深な生き方に宗旨変えするもよし 結果として破滅するもよし それで「自分の人生が正しい」と証明したいのさ」
左門母「…貴女には息子が迷惑をかけるね アイツは強くなっても子供のままだ 子供だから世の中を白と黒で考える」
左門母「「自分は黒」「白は敵」「黒が正しく白は間違い」 難儀な生き方だよ」
てっしー「……」

535: 2017/05/18(木) 15:41:13.43
左門母「――随分話し込んでしまったね 食事の用意をしようか 手伝え諸君 今日は泊まっていくだろう?」
てっしー『…召呼さん 召呼さんは左門くんに祓魔士(エクソシスト)の道を選んでほしかったですか…?』
左門母「…いや …私は行き先を指図できるほど「良い親」をしてこなかった 召介にとっての一番の幸せがなんなのか未だに答えが出ない」
左門母「少なくとも彼は自分なりの幸福を追求して召喚術士になったんだ」
左門母「祓魔士(しろ)が正しくて召喚術士(くろ)が間違いだなんて言えないよ 選んだ道が幸せであるように願うだけ 私は…」
左門母『あの子が幸せなら何もいらない』
てっしー【この時】
てっしーの目から涙が
左門母「ン… …どうした桜ちゃん?」
左門母に後ろから抱きついているてっしー
てっしー「はっ… す…すいませんつい…」
左門母「なんだ甘えたいのか? いいぞ君は今夜はウチの子だ」
てっしー【きっと私は左門くんの人生が祝福されていたことに安心したんだ】

翌日
てっしー「…では 急にお邪魔して失礼しました」
左門母「いやいやまたいつでも来なよ …とは気軽に言えないド田舎だけどね」
てっしー「あはは…」
左門母「…… 桜ちゃん 私も閣下も立場や力のせいであの子に寄り添い続けられなかった 互いを傷付けることに怯えてね ヤマアラシのジレンマだ」
左門母「召喚術士でも祓魔士でもない普通の家族だったらといつも思うよ」
左門母「力を持たない貴女だからこそ触れられる心の深みがきっとある …やっぱり親もがむしゃらに走る息子は心配なんだ」
左門母『世の中が白と黒だけでできてないって教えてあげて』
てっしー【来てよかった けれど私はここから何かを持ち帰ることができたのだろうか 考える間に時は巡って】
てっしー【新学期が来る】


大きく深い母の想いは確かにてっしーへと伝わり――

第81話おわり 輪ちゃん、算文高校入学!!波乱の新学年、開始です!!

536: 2017/05/18(木) 15:42:47.38
ジャンプGIGA2号番外編の予告

マステマとアンリの二大ぼっち対談が実現!?

537: 2017/05/18(木) 15:43:29.18
バレ乙!
まさかの一話で実家編が終わったな
面白かった!

538: 2017/05/18(木) 15:49:24.15
乙です!
ちょっと待って頭が追い付かないw

539: 2017/05/18(木) 15:51:10.73
取り敢えず、母親公認か。

541: 2017/05/18(木) 15:59:38.71
乙でした!

あれ~?想像とだいぶ違う家庭環境…つーかいい母ちゃんじゃねーの
そして妹様が入学か
新展開ってことはまだセーフ!(たぶん)

542: 2017/05/18(木) 16:03:56.40
ちょー
誰やまとめに入ってるとか言ったの(俺もちょっと思ったけど)
これからも面白くなりそう
てかあれかな
よくある「ここで終わっても良いようにしてる」区切りの一つだったのかね近頃の展開は

544: 2017/05/18(木) 16:07:56.96
バレ乙です。
まさかのまさか…。意外にもマトモ(?)な母親だったな。もっと劣悪な環境かと思ってた。
そして、GIGAの番外編がマステマとアンリのぼっち対談とか最高じゃねーか!
面白くなる事しか想像できんわ。
遂に輪が算文に入学すんのか。
これは新展開突入で続行という事でOKなのか?

546: 2017/05/18(木) 16:25:53.62
トンガリを頭の左右に付けた

・・・・(!?)

548: 2017/05/18(木) 16:35:12.84
>>546
わかりやすく言うとボティスの角みたいな生え方だね
言ってるこっちもなんじゃそらって感じだけどそうとしか言い様がないという
トンガリは置いておくとして今も昔(回想時)も見た目が変わらず凄い美人なお母さんだよ

547: 2017/05/18(木) 16:26:53.12
作品名と同じサブタイトル(漢字だけど)はマズイだろ
と思ったけどとりあえず続きそう・・・・・かな

540: 2017/05/18(木) 15:54:13.70
GIGA2号買います
こんなん絶対面白いやん


引用元: http://matsuri.2ch.sc/test/read.cgi/wcomic/1490859123/